一般社団法人 日本がん相談研究会の趣旨
一般社団法人日本がん相談研究会は、がん相談に専門的に関わる人々が日々の実践に関する情報を分かち合い、がん相談に関する力を高めるために学び合う場を創ることを目的として発足しました。
本研究会は、
日本全国どこにいても、がん体験者や家族等の相談者がより良いがん相談支援を受けられることをめざして、がん相談の均てん化を図り、
日常の相談活動のなかで得られる実践知を積み上げ、
科学的根拠および実践に基づくがん相談活動をめざして、
がん相談の質の向上を図ることを目的としています。
がんになったことでその人自身に起きてくる課題は、病気のこと、家族のこと、日常生活のこと、社会との関わりなど、非常に多岐に渡ります。目の前のがん体験者や家族等が、その人なりの一歩を踏み出せるように支えるがん相談には、こうした幅広い知識や経験が必要です。
本研究会では、そうした一人ひとりの方を、がん相談で支えられるように、職種を超えて「がん専門相談員としてのアイデンティティ」を考えていくと同時に、お互いの専門性を大切にしながら協働のあり方を模索していきます。また、今後のがん相談をより良い活動にしていくために、現状や課題、提案等を共有し検討し、がん相談を実践している人々が集まり、みんなで研究会を創造していくことを大切にしています。
沿革
一般社団法人日本がん相談研究会は、がん相談に専門的に関わる人々が日々の実践に関する情報を分かち合い、がん相談に関する力を高めるために学び合う場を創ることを目的として発足しました。
- 2010年8月
- 4人の発起人の呼びかけに約200名のがん相談支援センターの関係者の賛意を得て「がん相談研究会」を発足
- 2011年3月
- がん相談研究会年次大会を定例化
- 2015年10月
- 「一般社団法人 がん相談研究会」として法人化
- 2016年12月
- がん相談研究会研修会事業を開始
- 2019年12月
- 「一般社団法人 日本がん相談研究会」(Japanese Society of Information and Support in Cancer:JSISC)へ名称変更